知的好奇心

飛行機のある風景

さて、「さらば、愛すべきJAPAN!!」みたいなカンジで、成田から旅立った青年は、初の国際線搭乗で、皆様にはあまりなじみのないかもしれない、カンタス航空で、いざっ!オーストラリアへ。
そう、まず、日本から濠太剌利、おっと、オーストラリアのどこへ向かったかというと、2000年オリンピック開催地、
                          

そう!


シドニー


ってとこですよ。
とはいうものの、
シドニーには何があるのだと。
どんな都市だと。
誰がいるのだと。(意味不明)
いうことはほとんどといっていいほど、知識はなかったわけですよ。
まあ、そういってるってことは、ちょっとは何かしら、思いはあったんだろうね。(他人事かよっ!??)
でもね、なにはともあれ、見所満載ってことだろうと思い、ここで、海外旅行には欠かせない、ガイドブック!   

      ”地球の歩き方 オーストラリア”

の登場ですよ。海外旅行といえばみたいな本ですよ・・・そういうのは、旅行行く前に読んでおけよ!って感じですが・・・・・・まさにそのとおりなんだよね。この本買ったのは、出発前日、お金を両替してきたかえりなんで。。ええ、ええ、え、、えええ・
っつーことで、日本時間・午後8時半ぐらいに飛行機の座席に着いたわけですよ。



ところが・・・・・・









全然飛びやがらねえ!









客を馬鹿にしてんのか!!









とは思わなかったけど、さすが国際線空港。たくさん飛行機が離着陸するから、滑走路の直線部分に行くまでに、かなり時間がかかったわけですよ。かれこれ30分以上かかって、ついに、    
         LIFT  OFF

いつも離陸のときに思うのですが、あの、すごい重力はなんとかして、GET OVER したいなぁ〜ってね。
今のは余談ですが。

余談といえば、
なんで、飛行機って飛ぶのか知ってます?
流体力学的にいえば、飛行機のあの形状によって、流体(いわゆる空気ですね)中を飛んでいるときに、飛行機の上面と下面(わかりやすくいうと、飛行機の、背中と腹、みたいなかんじかな)で流体の流れ方が異なるわけですよ。これによって、空気の圧力の分布に変化が生じます。・・・・・・・・・・・・・圧力って聞くと難しく思ってしまうかもしれませんが、そこは、自称(?)元カリスマ塾講師、わかりやすく言うと、圧力の高いところと、低いところがあります。そうすると、高い方から低いほうへ、力がかかるんですよ。究極的に言えば(!?)東京ドームとか、回転扉がある施設で、回転扉を使って、中から外へ出るときに、すんごい風を受けて、もう、ヅラが飛んでしまうくらいで、外へ飛ばされるでしょう。まさにあんな感じですよ。______いまいちな説明だな。とにかく、飛行機の下面の方が上面よりも圧力が高いんですよ。だからさっき言ったように、下から上に力が働きます。ってことで前に飛行機が進んでる間は上向きにず〜っと力が働いているから、オチないわけですよ。ちなみに、この力を揚力(ヨウリョク)といいます。
だから皆さん、飛行機が飛んでいられる(浮かんでいられる)のは、妖力、酔う力、YO〜力、ヨウリョク、揚力のおかげだと、自慢して言ってください。



昔、とあるところで執筆した(?)ネタです。
学部3年の春休みのオーストラリア傷心旅行(!!!)の記録の一部です。
めんどいから全く手直し入れずの引用。
ヘンな文章だ。。。って今も似たようなもんか(爆)


本日の研究室はとってもとーっても活気がなく、M1も2人のみ。
そんなときやっぱり


ボンカレー


ではなく、研究とはちょびっツ離れて、機械科らしい…かどうかはわかりませんが、ふと藤原竜也クンがこんな話題を。

飛行機が飛ぶ理由は?


な〜んて疑問を投げかけてきました。
まあ、そんなもんは上述のように、

揚力が作用するからでしょ!


と思っていましたが
じゃあさ
じゃあさ
おとーさん

タローとゾフィーってどっちが強いの?

揚力って何で起こるの?


そんなもんは

翼の上面のほうが速度が大きいからベルヌーイの定理から上面の圧力が小さくなって、下面から上面に向かって圧力差によって力が働くからでしょ!


って思ったわけさ。学部の流体力学ではそんな風に学んだ希ガス
でもね、さすが、というか、なんというか、

じゃあ、なんで翼の上面のほうが速度が大きいの?


そりゃあ、

翼の先端と末端で流れが一致するからじゃないの?

つまり、翼の前で分離した上面と下面の流れが末端に同時に到着するからじゃないの。そうすれば距離が長い上面のほうが速度は大きくなるじゃない!
みたいなね。


でも、現実は、
同時には到着しない!
ことが渦を考えた複素数学によって証明されていた。
ということは、何で上面のほうが速いの?


そんなことになって、シコシコと調べてみました。
これが千住ブラザーズクオリティ。


で、コンサルティングの結果(←違うっちゅーの!)
この議論は結構前からなされていて、
フェルミ研究所の物理学者デービッド・アンダーソンさんが飛行機の飛ぶ理論はベルヌーイの定理で片付けるには2つの問題があると言っていました。

翼の形状によって揚力が定義されるなら、逆さ飛行はできない。

ベルヌーイではなぜ上面の気流の速度が大きいかは証明されていない。


へそっ!
なるへそっ!
ということで、彼が呈している理論はニュートン力学『作用反作用の法則』だそうです。
コアンダ効果っていうものが関係しているらしく、例えば空気などの粘性流体は流れている物体の表面に粘り着く性質があるということのようです。これによって翼の上面に空気の粘性による力が下向きに働き、その反作用の力が翼から空気に向かって上向きに働くのだとおっしゃっております。これが揚力であると。


ほうほう。
まあ、へそっ!
と思いますね。
まあ、結構ハショってるからミナサマに伝え切れてるかどうかはいかがわしいですがね★
もとい、疑わしい。


コレに関して我が大学のとある教授もコメントを研究室のHPにて寄せておりました。
で、ご意見のある方はメールでご連絡ください、と。
実際のところ、航空宇宙学会ではどのような議論がなされているのでしょうか?
などとメールを送ろうと思いましたが、いささかまだワタシの中で意見がまとまっていなかったので…というかその方の別の記事をメールを送ろうとしたトキにハケーン!
ということで、その辺を自分なりに把握してからということで、postponed


まあ実際、ベルヌーイは計算上では役立っているようでした。だから設計やシミュレーションはベルヌーイを用いているのかしら?
んでもって、翼の上面のほうが速度が大きいのも実験より明らかだし。。。
航空機会社のミナサンはどのような考えなのでしょうかね?
ご意見お待ち…してみましょうか?(笑)
ちなみに相方の議論の情報源は某巨大掲示板からでした(笑)
オイオイ


そんなことを議論するうちに過ぎ去った3時間。。。。
研究室には2人のみ。。。


いや〜、理系ってすばらすぃ〜!!!
(アレッ?自分たちの研究は???)


カーリングが今朝あったことさえ忘れてしまう、夜でした。
朝のTV番組の何個かに『チーム青森』が出演していたことさえ忘れる議論でした。
ちょうどオヅラのトコで出演を知って、番組側の質問の浅はかさに幻滅したことさえ忘れる研究室でした。
NHKでのインタビューを見逃したことを心より恥じた朝はどこかへ行ってしまったアンダーソンさんワタシでした★
4時半に起きてTVつけたのにカナダ戦をヤっていて日本戦はまだなの?と思い、寝てしまった1日の始まりを覚えていない院生でした。


ということで、トリノの興味もあとはフィギュアスケートのみ???