脱八方美人

そしてめぐりあう日

出たくはなかった電話に出てしまったことによって、今日は泣く泣く向かわねばならなかったのです。
もう、終わったことじゃないか。
それなのに何をいまさら。。。
別れはやはり自分から告げなければならないのか。


所詮、ワタシはいつまでもイイヒトでいたいんだ。
でもそんなこともいつまで続くものかはわからない。
いや、違う。
続けてはいけないんでしょう。
踏ん切りをつけて、潔く。。。
それはわかってはいるんだけど、どうしても…



いざ会うとなると、緊張で心拍数が、鼓動の高鳴りが。。。
ドキドキ感はぬぐえず。
すぐにでもその状況から抜け出したくなった。
なんで、こんなことになるんでしょう。
そんなことを思いながらも、行かなければならない。
勇気を出して。。。


でも、そんなドキドキも会ってしまうと、すぐに吹き飛んだ。
だから、なんで、どうして、そんなに…


別れとは言うものの
こんなに


こんなに


ワタシのことを思ってくれるヒトには


今まで出会ったことがなかった。


それを思うと


やはり


決心が揺らいでしまう。


しかし


それではいけないんだ。


だから


ワタシは


強い気持ちで


別れを告げ






ようとした。


がしかし


やはり


笑顔で応えた。






八方美人はよくない。


今までと何も変わらないじゃないか。


またもや反省。


でも、とりあえずこれで


お別れ。


いままでありがとう。


さよならは言わない。



そう、


いつかめぐり合う日のために。